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栃木県益子町にある「濱田庄司記念益子参考館」に行く(4号館の紹介)

3月20日、栃木県益子町にある「濱田庄司記念益子参考館」に行ってきた。

 

先月から、民藝、陶芸ブームが自分の中にきていて、いろいろな焼き物を見るのが楽しくなってきた今日この頃、千葉県から手軽に行ける焼き物の町はどこかな?と思ったとき、益子焼と笠間焼が思い付いた。

益子焼は栃木県、笠間焼は茨城県、しかも、ひとつの道路を車で走っていくだけで、笠間焼の場所からすぐに益子焼の町へと行くことができる。

 

濱田庄司記念益子参考館とは、柳宗悦と共に、民藝運動を推進していった中心的人物、陶芸家の濱田庄司が、自らの作品の参考として蒐集した品々を、広く一般の方々に参考にしてもらいたいと、自宅の一部を活用して、1977年に開館した場所である。

博物館巡りが趣味の私としては、ぜひとも行ってみたい場所になっていた。

 

濱田庄司記念益子参考館には、1号館から4号館、陶芸の工房と登窯、そして、濱田庄司館という建物、7つほどからなる場所である。

それぞれの場所から、自分的にここが良かった!と思えるのは「4号館」である。

4号館は、ひとスペースだけ自由に出入りが可能で、他は外からの見学となる。

自由に出入りできる場所は、喫茶店のようになっていて、濱田庄司が蒐集してきた民芸品とともにお茶が楽しめる。

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テーブルと椅子

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奥にもテーブルと椅子がある

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囲炉裏には火がともされていた

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4号館の外観

館内に展示していある民芸品や作品は、すべて撮影オーケー。

私はひとり、パシャパシャと写真を撮りまくっていた。

 

こうやって見ると、細々とごちゃごちゃしたものがなく、人々の暮らしを支えている物たちが、茅葺屋根の下、家の中の雰囲気と馴染んでいて、家の中、全体を見ていても全く飽きがこない。

現代と違うところがあるかもしれないけど、マネしたいところは多々あると思う。