ねことメガネとアネモネと

古代史好きアウトドア好きな女が書きたいことを書くブログです

3月から新人の男性が来た話(2023年3月5日の日記)

3月1日から、また新しく、新人の人が来た。

前回の新人のひとは、私よりたぶん年上だろうと思われるおばさん。

今回来た新人の人は、なんとベトナム人の男性の方である。

日本語は、とても上手で(外国人特有の?イントネーションあり)、まあ自分も外国人だからって、多少、あれやこれやできますか?と、日本に住んでいればの基本みたいなのを聞いてみたら、できます、わかります、の1点張りだった。

友達もいわく、だいたい外国人の人って、そう言うよね?みたいに言ったが、私的には、日本の人でも、できないだろうと思われることでも、できます、わかりますという人はいた。

やっぱり仕事を教えていると、できますと言ったことができなかったりして、彼は、アレ?なんでだろうみたいな反応をするけど、私的には、できないなら素直にできないと言えばいいのにと思っていて、誰も、できないことを責める人はいないんだしと思うのだが、まあ、来る新人、たいていそういう感じで、正直ひく。

出来ないと言うと、仕事ができない人と、すぐレッテルを貼られてしまうと思いこんでいるかもしれないが、できると言い張るのに、いざ全く言っていることと違うとなるほうが、不利になるような気がしてならないんだけど。

 

とにかく、今回の新人の人は(本人の口いわく)ベトナム人の人が来た。

ベトナムから来たベトナム人じゃなくて、埼玉県から出たことない(旅行などしたことがない)ベトナム人の人である。

ということは、どういうこと??

会社の人も言っていたが、どうやって派遣会社に登録をし、どうやって日本で働くことができるのか、そこが疑問、と言っていた。

 

パソコンの操作などは、慣れているようで、そこらへんは手が早い。

タイピングも早くて、パッパパッパ打っていくのだが、それができるからといって、仕事もできる人、とは限らない(プライドが高い新人で実証済み)

新人が来てからの2日目。

新人が「あずさん、僕、早出して働きたいんです。でも、派遣会社から、早出しても時給はつかないって説明されたんですよね」と言うから「じゃあ、早出できないんじゃない?」と、私は言った。

そして、次の日の夕方、新人が「あずさん、今日も17時まで残って仕事して帰るんですか?」と言うから「今日は16時であがります」と私は応えた。

これらの話と状況からして、彼は、どうにかしてお金を稼ぎたいんだということを、私は思った。

 

木曜日の夕方、ふとしたことで新人の前職の話になった。

まあ、日本語が上手い外国人なので、電話対応などでやる通訳のアルバイトをしていたようだ。

でも、クレームが多いし、家から職場が遠くてやめたんですよね、と言った。

「通訳の仕事なら、ここよりお給料いいところあると思うんだけど」と私がいうと彼は「いや~、僕、学歴がないんで」という。

そして、「お金を貯めて、大学に入りたい」みたいなことを言った。

ああ~そういうことかあ~と思ったと同時に、お金が貯まったら、この仕事やめるだろうし、ここより良いとこ見つければきっと、そっちに転職して、ここやめるだろうなと思った。

 

要するに、この人も、もしかしたら、長続きしない人なのかもしれないと思った。

派遣なんて、3年しか同じところに勤められないから、いなくなるっちゃあいなくなるんだけど、3年を待たずして、1年で辞めるとか、半年で辞めるとかありそうだなと思った。

 

でも、大学に入りたいという目標みたいなのを聞いて、なんだか、いままでの人たちよりは、なんとなく、良い感じの男性、自分の目標に向かって頑張っているという、輝かしい??感じに、なんだか見えてしまった。