夕食・夜のジンギスカン
2月4日から二泊三日、友達が住んでいる札幌へと旅行しに行ってきた。
1日目の夜は、ジンギスカンを食べると決めていたので、友達がジンギスカンのお店を予約してくれていた。
お店の名前は『夜のジンギスカン』。
普通のビルの10階にあるお店だった。
場所:札幌市営地下鉄南北線すすきの駅2番出口 徒歩2分
友達が、ぐいぐいと地下通路を歩いて行くので、どのような道順で歩いて行ったのかは、私にはわからなすぎだった。
札幌の地下街は、私には慣れるまでに時間がかかりそうな場所だなと、毎回思う。
金曜日の夜にもかかわらず、お店の席には空席が目立つ。
少しの時間、満席に近い状態にはなったけど、このご時世、営業時間のこともあるのか、だいたい空席が多かった。
ジンギスカンは何度か食べたことはあったけど、ラムチョップというものを食べる経験は、この日が初めてだった。
ラムチョップとは
生後12ヶ月未満の仔羊の骨付きのロース肉を、骨ごとにカットされたお肉のことをラムチョップといいます。生後12ヶ月以上の羊のことは「マトン」といいます。
>>macaroniから引用。
そもそもジンギスカンとは、羊の肉を用いた日本の焼肉料理。
だいたいジンギスカン鍋という、真ん中が盛り上がった、独特の鉄鍋みたいなので焼いていくのがジンギスカンだと思う。
ここのお店のラムチョップは、お肉の真ん中に切れ目が入っていて、お肉の両面が焼けてきたら、切れ目を開いて、お肉の中をさらに焼いていく、という焼き方だった。
他の店舗も同じように焼いているのか(それが定番の焼き方みたいなもの)
ラムチョップが完全に焼けたら、キッチンばさみで、骨からお肉を切り離し、食べやすい大きさにさらに切っていく。
韓国料理のサムギョプサルのようだなと思った。
夜のジンギスカンのラムチョップは、とても肉厚で、とても柔らかくて美味しかった。
もちろん、羊肉の臭みもない。
しかし、ジンギスカン鍋ってどうしてこういう形をしているのだろう?(この回答は、道民の方々、たくさんの方が知ってそうだけど)
普通の鉄板やフライパンみたいなのでもいいじゃないかって思う。
が、こう思ってしまうのは、羊肉の特徴を全く知らないからである。
羊肉には、独特の臭み(獣臭みたいなもの)があり、牛や豚とは違った、独特の臭みがあるのが特徴である。
そしてジンギスカンを焼く、ジンギスカン鍋は、鍋の中心が盛り上がった山形になっている。
盛り上がった山形の鍋で焼くことによって、羊肉の脂を落とし、臭みを軽減するという効果があるのである。
夜空のジンギスカンのタレで、オレンジ色のした味噌だれがあるのだが、この味噌ダレが甘めで、しょうゆのタレ(個人的にしょっぱめ)より、私は味噌ダレひとつで、ジンギスカンを堪能していた。
お値段も、個人的にはリーズナブルだったと思う。
コロナが流行し始めてから2年ぶりの北海道。
やっぱり、北海道は美味しい食べ物だらけで、飽きないところだとつくづく思う。