母親と子供の頃の記憶について話していたことがある。
母親の子供の頃の記憶は、いろいろ聞かされたけど、(その中で私が覚えている話として)おじいちゃん(私からみて)とバイクに乗って、スキー場へと連れて行ってくれたことをよく覚えているという。
私の子供の頃の記憶といえば、たぶん1歳くらいとき。
足でこぐ車(足こぎおもちゃ?)、プラスチックで出来た子供用の車に乗っている私。
私の家(木造アパート)の前の道路で、勢いよく両足で前へと進む自分の姿。
自分の足と道路のコンクリートを見ながら、一生懸命に足が動いて進んでいる記憶。
周りは覚えていないけど、この情景だけは、いまでも鮮明に覚えている。
なんで、このような記憶を、今でも覚えているのかと考えたとき、たぶん、プラスチックで出来た子供用の車が貰えて、とても嬉しかったんじゃないかと、おばさんになったいまの私は思う。
鮮明に覚えている記憶の中で、この記憶が、いちばん古いのではないかと思う。
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