前回の記事の続き、熊野本宮大社に行ったあと、熊野那智大社に行ってきた。
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熊野那智大社といえば、私がせひともこの目で見たかったもの、それは「那智の滝」である。
本と写真でチラッと見たことはあったけど、実際にこの目で見るのは初めて。
しかも、那智の滝って、熊野那智大社の社殿の後ろにあるもんだと、ずーっと思いこんでいたけど、実際はそうではなかった。
車で峠道のような坂道を走ると、ちょっとした観光地のような、いきなり人の数がどっと増えて、人がたくさんいる場所にでる。
駐車場はだいたい満車に近い状態なので、早めに那智の滝に行くか、平日をねらうか、車を停めるには、少し苦労するかもしれない。
バスもあるので、車移動ができない人は、バスが良いかもしれない。
【熊野三山】熊野那智大社と那智の滝
那智の滝は、和歌山県にある大きな滝で、世界遺産にもなっている。
けっこう車道に出て、写真を撮っている人がいるので、車の人は要注意である。
すごく空気がキレイで、マスクをしているのがもったいない。
湿った参道を歩いていくと、目のまえに、ドーンと大きな滝が現れる。
この鳥居と滝が、なんとも素晴らしい。
いやー、日本人でよかったなあ、みたいな気持ちになれた瞬間。
ここに、お賽銭箱があるので、ご神体?の那智の滝に、お参りをする。
那智の滝を目の前にして、左手に社務所のような場所があるので、そこで御朱印やお守りなど買うことができる。
飛龍神社の参拝が終わったら、次は、熊野那智大社へ。
飛龍神社から、歩いて(坂道を登って)約10分ほど、15分かな。
表参道と裏参道みたいなのがあって、私たちは、裏参道から階段を上がって、熊野那智大社へ向かった。
青岸渡寺も、本で少し読んでいたから、相方に頼んで、熊野那智大社と青岸渡寺へ行った。
ここの階段が、滑りまくりで(私の靴が悪かったのか)帰りに下りてくるときに、2回も、尻もちをつくようなこけ方をして、けっこう危なかった(笑)
地図看板もあるので、表から行くか、裏から行くか、決めても良いと思う。
いやね、風が吹くと涼しいんだけど、とにかく蒸し暑い。
湿度が半端ないという、そんな感じの那智です。
大きな赤い鳥居が見えてきたら、その上が熊野那智大社である。
この写真で見える道が、表参道だと思われる。
景色も、とってもよく、那智にきたなあと、ひとり感慨にふけっていた。
めっちゃ蒸し暑い、ハンドファンが大活躍。
やっとたどり着いた「熊野那智大社」である。
みんな汗だくで、着ている上着が、汗で濡れに濡れているのがわかる。
どんな姿になっていようと、神様に参拝するのは、みな同じである。
熊野那智大社の参拝が終わったあと、青岸渡寺に行き、お参りをしてきた。
そして帰り道、那智の滝のほうを見ると「これは見たことある景色!」と思わず、カメラのシャッターをきった。
昔の人は、この山々を超えて、熊野三山へ、お参りに来ていたんだなあとシミジミ。
向こうの向こうには、高野山もあって、和歌山県全体が神秘?の県なんだなと思った。
今回は、熊野古道へと歩きにいかなかったが、次回、もし熊野に行くことがあれば、ぜひとも、熊野古道の石畳を歩いてみたい。
熊野那智大社と青岸渡寺から駐車場へ帰ってきたとき、野生の鹿にであった。
鹿が2匹出てきて、ひたすら草をむしゃむしゃ食べていた。
これは神の使いかもしれないと、ここ近くにいた人はみな、鹿をカメラにおさめていた(普通に鹿だ、と思って撮っていたかもしれない)
御朱印も、もちろん頂いてきた。
那智の滝が描かれた御朱印帳。
那智の滝は良い!
昔の人が、拝んじゃう理由がよくわかる(おいおい)