ねことメガネとアネモネと

古代史好きアウトドア好きな女が書きたいことを書くブログです

家族が初めて入院する話

母親が、12日火曜日から入院している。

病名は「肺炎」。

今月に入ってから、熱が出た、食欲がない、コロナかもしれない、でも陰性だった、熱が下がらない、右胸が痛い、またコロナチェックと続き、それでも治る気配がなかったから、かかりつけ医から紹介状を書いてもらい、大きい病院へ行ったら「肺炎」、その日から入院ということになった。

 

前々から、なにかしら体調を崩す人で、でも、数日経つとケロッと治り、そしてまた体調が悪いというのをよく繰り返している人である(体調が悪いが口癖かと思うくらい)

そんな母親が、私が物心ついてから何十年、初めて病気で入院する、という大きな事態になった。

入院といっても、身体は肺炎で病気になっているが、気持ちというか気だけは、いつもの母親、めちゃくちゃ元気だった。

 

初日に、着替えなどを持っていったとき、パジャマ姿。

腕からは、入院する人がよくする?点滴みたいな、チューブがつけられていて、顔色や声などは、めちゃくちゃ元気なのだが、見た目そのものが病人だった。

「初めてみたわ・・・病人姿の母親・・・」とつぶやいた私。

いちばん最初は個室病棟で、部屋から出ちゃいけないと言われていたのに(面会は最初からダメ)、私が病室入り口に着いたとたん、部屋から母親が出てきてしまい、看護師さんに怒られるという、恥ずかしい家族である。

そこで、母親の姿を見た。

 

まあ・・・まだ、こんな笑い話な感じで、療養しているけど、歳も歳である。

母親も、自分の人生の中で、病院に入院なんかしたことがないから、けっこう落ち込んでいたようだ。

若いときは、私を含め、家族みな入院なんかしたことないで普通に生きてきたけど、こういうことがあると、なんだか、しんみり・・・将来のことがチラッと頭の中に思い浮かぶな・・・