4時10分ごろ布団から出た。
今日は早番である。
3時半過ぎ、猫たちが走り回り始めて、それで1回目が覚めた。
スマホを見ると、4時に起きなきゃいけないのに、3時半過ぎに目が覚めたから、ここで目をつぶったら終わりだなと思って、起きる時間まで、ダラダラスマホをいじっていた。
今日は、仕事が終わったあと、東京国立博物館に行って、国宝展を見てくる予定である。
私のいちばんのお目当ては「けい甲の武人」である。
どれくらいの大きさの埴輪なのかなあと思うのと、写真を見るかぎり、とっても精巧につくられている埴輪に見受けられるから、楽しみである。
会社に着いて、すぐに「はよ帰りたい」と思う私であった。
ご存じだと思いますが、国宝展のチケットは時間予約制で、期間ごとに発売日が異なっていたけど、発売日当日になると、サイトにはつながりにくいし、なっかなか取れない。
Yahoo!のツイッターの話題にものるほどの人気ぶり。
やはり、東京国立博物館に所蔵されている、国宝の刀剣が、かなりの人を集めている気がする。
11月1日の予約の日、仕事そっちのけで、国宝展のチケットを予約した。
私は18時半の時間から入場できるチケットを購入した。
仕事が終わり、会社から上野駅を目指す。
16時に仕事が終わり、18時半まで、かなり時間があった。
なので、先に夕ご飯を食べようと思い、決めていたラーメン屋に行った。
ラーメン屋の名前は「麺屋武蔵 武骨相傳」。
友達と、確か、兵馬俑展を見にきたときに、1度来たことがあった。
久しぶりのつけ麺、券売機でどれにしようかなあ、なんて悩みつつ「濃厚白つけ麺・並」にした。
白つけ麺は、魚介系のスープ。
私は、無意識に魚介系のスープを選んでしまうほど、魚介系のスープが大好きなのであった。
で、麺は多く食べたかったが、もしものときがあったらどうしようと、並にするか、中にするか迷ってしまい、結果、麺の量を並みにしてしまったが、並にするんじゃなかった!と、食べたあと、大後悔した。
ああ~・・・中にしておけばよかった!!と、国宝展へ行く前、ギリギリまで後悔していた。
スープの味はもちろん美味しいし、麺も太麺でモチモチ、そして、チャーシューも肉厚で美味い。
「いや~つけ麺は本当に美味いなあ、でも・・・麺の量・・・失敗した」
と、ひとりブツブツ呟きながら、東京国立博物館に行った。
つけ麺を食べ終わって、上野公園の噴水あたりのベンチで、コンビニで買ったミルクティーを飲んで、まったりと入場時間まで待った。
ここでも失敗が。
若干、薄着で来たため、ジッとしていると、寒さが身にしみてくる。
「もうちょっと、厚着でもよかったなあ」
と思いつつ、朝と夜は寒いという、いまさら感なことを思いながら、ボケーっと公園を行きかう人々を見ていた。
こんな寒くて、暗くなっても、噴水があるところのベンチは、ほぼ満席だった。
「上野公園って、24時間、明るいのかなあ」
なんて思いながら、寒さの限界がきたので、まだ時間になっていなくとも、中に入れてもらおうと思った。
係の人に、チケットを見せると「館内には入れませんが、ここは通れます」と言われ、どうしよう、まだ寒いやんと、自分の薄着を呪った。
「ここで風邪ひいたら、シャレにならんな」
と思いつつ、体調不良にならないように、天に祈った(検温は無事に通過)。
チケットは予約制といいつつも、館内には、けっこう人が中にいた。
特にミュージアムショップにはかなりの人で、ミュージアムショップの目の前には、刀剣乱舞のグッズがずらりと並び、たくさんの人が買って行っていた。
上着とリュックをロッカーに預けたほうがいいか悩んだけど、中で暑くなったりして、汗かくのがイヤだなと思い、ロッカーに上着とリュックを預けた。
いや~、外で寒い思いをしていたから、国宝を見て歩いているときも、ちょっと寒かったな。
風邪をひかないか、館内にいるときも、ビクビクしていた。
20時閉館なんだけど、お土産を買っていた時間も含めて、閉館ギリギリで出てきた。
1時間ちょいは見学してたでしょうか。
そのあと、図録を買って、キーホルダー2個ほどかった。
というか、けい甲の武人のマスコットキーホルダーが売り切れていて、かなりショックだった。
というか、けい甲の武人って、かなり人気だったんだね!
けい甲の武人の出来の良さに感動するばかりで、やっぱりグンマーはすごいなあ、なんて、こんな精巧な埴輪が、普通に古墳の上にあるんだからさ、凄すぎるよグンマー、みたいな感想ばかり出てきて、ぜひ!サイトで見ていた、マスコットキーホルダー買って帰ろう~なんて思っていたのに、遮光器土偶のクッションみたいなのしかなかった。
身体は寒いし、人は多いし、マスコットキーホルダーはないし、ショック。
家に着いて、すぐさまお風呂に入って、身体を温めた。
明日は、藤ノ木古墳の講演会。
降下していた古代史のモチベーションがまた上がりそうである。