奈良県にある「橿原考古学研究所附属博物館」に行ってきた。
そこで、メスリ山古墳の円筒埴輪や、藤ノ木古墳の出土品などを見学していたのだけど、面白い展示品もあった。
銅鐸と聞くと、弥生時代のものと思い浮かべる人も多いのでは?
銅鐸は、簡単にいうと「ベル」みたいなもんで(最初は)、橿原考古学研究所附属博物館では、銅鐸の形をしたものを、カランカランと(音はけっこう大きく、響きがいい)鳴らすことができる展示がある。
私も、物珍しさで鳴らしました(笑)
しかし、銅鐸は鳴らす目的のものから、見せる銅鐸へと変化し、大きさも巨大化していく。
橿原考古学研究所附属博物館の銅鐸は、ほぼ写真不可だった。
この銅鐸だけ、写真不可マークがなかったので、写真に撮ってみた。
こちらが、かわいいミニチュア銅鐸。
ミニチュア土器は、何か所かで見学してきたけど、ミニチュア銅鐸は初めてだった。
銅鐸自体、持ち運びするには無理すぎるから(貴重だし、普通の人なんか無理だし)、こういうミニチュア銅鐸を作って、持ち歩いていたのだろうか?と思った。
身近なものを作るとして、土製品というのが多い。
いや、しかし、ミニチュア銅鐸、かわいいですね。
現代でも、こういう小さな銅鐸が、ガチャガチャでありそうな感じだし、こう思うと、現代も弥生時代でも、まあまあ考えることは同じのような気がする。
いまでいう、キーホルダーになるでしょうよ、このミニチュア感、てなことでしょうかね。