奈良県奈良市丸山にある『富雄丸山古墳』から、令和5年に出土した、日本最大級の蛇行剣が、橿原考古学研究所附属博物館で一般公開するという情報を知り、すぐさま新幹線の切符とホテルを予約して、4月7日、東京駅を6時33分に出発する新幹線に飛び乗り、10時30分前あたりに、橿原考古学研究所附属博物館の最寄り駅、畝傍御陵前駅に着いた。
朝3時に起きて、10時30分頃、畝傍御陵前駅に降り立つ。
春の畝傍山を見ながら、橿原考古学研究所附属博物館に到着。
100人くらい並んでいたらどうしようと思いつつ、博物館の入り口を見てみる。
入り口で整理券を配っている人の姿が見えたが、整理券をもらってすんなりと博物館の中に入ることができた。
が、チケット売り場あたりで入場制限をしているようで、チケット売り場前あたりまで20人くらい並んでいた。
「つ・・・ついに来た、蛇行剣を見に、ついに来たのだ」
と、緊張してワクワクしているおばさんがひとり。
並んでいるときに聞こえる周りの人たちのイントネーションが、関西の感じの人が多いように感じた。
博物館の前にある駐車場も満車で、ほとんどの方が車で来ているような印象も受けた。
4月7日は蛇行剣一般公開最終日で、駆け込みで来た関東人の私。
少しは関東あたりから見学しに来た人もいるだろうと思いつつ、JAFカードを見せて、大人400円のところ、350円で蛇行剣を見学できた。
てかさ、日本最大級の蛇行剣、国宝級の出土品なのに、400円で見れてええんか??と、博物館の入館料の安さに感動していた。
私の前に立っていたおじさんが、係の人に、蛇行剣の写真を撮ってよいかどうか聞いていた。
係の女性は「フラッシュを使わなければ、たくさん撮ってかまいません」と言い、後ろにいた私は「よっしゃ!!バシバシ撮って帰るぜ!」と気合いを入れた。
しかし、ここで結論を言ってしまうが、蛇行剣の前で列が詰まってしまわないようにと、係の人が、止まらないで進んでください、と列をスムーズに進ませるために、誘導していたせいで?気合いを入れて来た蛇行剣見学は、1分か、何分かで終了してしまった。
「ああああーー、蛇行剣、秒で終わってしまった」
と、ちょっと残念だったが、写真はそれなりに撮ってきたぞと満足して、橿原考古学研究所附属博物館を後にした(他、常設展も見学して帰った)
富雄丸山古墳で出土した蛇行剣を見学
出土した蛇行剣を見学する前に、富雄丸山古墳の調査などについてのパネルを見学する。
と、ここで蛇行剣の様子が気になったので後ろを振り向いてみた。
おおおーー!!早く見たい・・・
蛇行剣を取り上げる状況やなどのパネルが続くのだけど、もう蛇行剣を見学していた様子を書く。
そしてついに蛇行剣が目の前に。
すごーーい!!すげーー!!
古墳時代すげーー!!なんて小声で言いながら、ひとり昂奮する女。
と、このように写真を撮ってきたんだけど、本当はもっとじっくり蛇行剣を見てきたかった・・・
でも、すごい!凄すぎ!古墳時代の技術っていうんでしょうか。
少しでも、古墳時代の4世紀あたりがわかれば、また面白くなるんだろうなあと思う、ど素人でした。
(あと、蛇行剣を含め、富雄丸山古墳についての書籍が出たら買う)
本当に、橿原考古学研究所附属博物館にまた来て良かった!!
そんで、銅鏡の一般公開が始まったら、また行きます!!
蛇行剣の簡単な情報。
富雄丸山古墳から出土した鉄剣は、刃部が6回屈曲して蛇行する、蛇行剣と呼ばれる特殊な剣。
全長が237cmもあり世界的にみても最大級の巨大な鉄剣。
ツカと鞘を装着した状態での総長は、285cmにもなる。