先日相方が、こちらの雑誌を買ってきた。
千葉県にある「おいしい魚のお店」を紹介している本。
千葉県は、外房、内房と海に囲まれ、多くの漁港がある県で、有名なところで言えば、金谷港(the fish、海鮮浜焼き まるはま、いつかは行ってみたい、さすけ食堂(黄金のアジフライ定食が有名)である。
いま紹介したお店も、「おいしい魚の店(千葉県版)」に掲載されている。
(もっともっと有名なのは、保田漁港協のばんや、ではないでしょうか)
香取市にある「魚平食堂」に行く
金曜日、お互いの休みが合ったので、この雑誌に掲載されている「魚平食堂」に行こうと決まった。
私の住んでいる家から、高速道路(東関東自動車道)を利用して約50キロちょい。
降りたインターチェンジは「佐原・香取I.C.」。
そこから何キロか走って行くと、左側に約8台ほど停まれる砂利の駐車場があり、道路を挟んで、反対側に「魚平食堂」のお店がある。
私たちは、11時半ごろ魚平食堂の駐車場に着いたのだけど、1台、先客があった。
「よかったね~」なんて言いつつ、車を停める。
すると、次々に3台ほど車が駐車場に入ってきた。
食堂の開店前なので、みな車内で待機していたのだが、そのうちの1台から、おばさんふたりが降りて、お店の方へと向かう姿が見えた。
すると、おばさんたちがまた車のところへ帰ってきて、駐車場から出て行ってしまった。
ここで気が付くべきだった・・・
あれ?おかしいなとは見ていたけど、まさかこんな事態になっていたとは。
開店10分前になったので、お店のほうへ行ってみると・・・
まぢか!?ここまで来たのにしかも開店前で待っていたのに、本日休業だなんて!!
4台くらい、駐車場でお店の開店を待っていた車があったけど、この休業しますの張り紙を見て、みなガッカリ肩を落として帰っていったね。
相方は、ネットで休業じゃないかどうか調べてきたんだけどね~なんて言っていたけど、今日の休業は、急な休業だったのかもしれない。
ちなみに、お店の外観はこのような感じ。
とりあえず、ここまで来て、帰るにも帰れないので、急遽、銚子まで行って、海鮮丼を食べて帰ることにした。
香取市から銚子まで、約30キロ。
相方が調べてくれたお店に向かうのだが・・・銚子でも、ぬあんと、お店がお休みという、こんな日もあるのか!?というくらい、撃沈続きだった。
車をノロノロと走らせていると、客引きをしているおじさんがいた。
「なんかもう、そこのお店でいいよ」と、車を漁港近くにある「観光客専用」の駐車場に車を停めて、客引きをしていたおじさんのところへと行った。
銚子にある「鮪蔵」へ行く
お店の名前は「鮪蔵(まぐろぐら)」。
外にメニューが並んでいたのを見てみると(たっかっ!観光地価格じゃないの?)と、ちょっと思わせる値段だった。
お腹も限界だったので、とりあえずお店に入る。
店内は、まず靴を脱いで下駄箱に入れる、そして、カウンター席とボックス席が両端にあった。
店内は、なんだか、お酒を提供するバーのような雰囲気だった。
メニューは、冊子ではなく、一枚一枚、個別に書いてあるメニュー。
どれにしようかな~なんて見ていると、海鮮丼、お刺身定食、単品メニュー、緊急事態宣言が終わったので、お酒の提供もしているようだった。
私は、1700円の「銚子丼(汁付き)」を注文したのだが、売り切れと言われる。
(まさか・・・丼ものの中でもいちばん安い銚子丼を売り切れにさせて、他の丼を注文させる狙いか・・・)なんて心の奥底で思っていたが、やっぱり他のお客さんも同じで、みな最初に銚子丼を注文する。
しかし、店員さんから、売り切れの言葉を聞くと、そうなんですか・・・とみな落胆する。
まあ、売り切れなのはしょうがないので「銚子海鮮丼(2600円)」を注文した。
銚子海鮮丼には、なめろうがのっていて、私はそのなめろうが気がかりだった。
(ショウガの味が濃かったらどうしよう)なんて心配していが、全くそんなことはなく、めちゃくちゃ美味い。
それぞれのネタも、生臭い感じは全くなく(スーパーのお刺身のイメージが強くてすみません)、ネタもそれなりに分厚くて美味い。
ご飯は、硬めのすし飯で、これまた海鮮のネタと合う。
相方は、ふんふん言いながら、あっという間に食べきってしまい、私も、テンポよく、キレイに完食してしまった(お腹がかなり空いていたせいもあったけど)
お店の近くに、駐車場(観光客専用の駐車場)があるせいか、ぞくぞくとお客さんがお店に入ってくる。
食べ終わったので、そそくさとお店を出て、銚子を後にした。
お腹も満たされたので、相方が行きたいと言っていた酒屋に行くことにした。
行った酒屋については、また別な記事で書こうと思います。