古墳巡りをするにあたって、自転車が必須かもしれないと思い始めてきた今日この頃。
博物館のとなりに古墳が隣接していればいいけど、ほとんどの古墳はそうではない場合が多い。
私はたいてい古墳巡りをするとき、自分の車を使って移動し、どこか駐車場に車を停めて(いまのところ博物館だけど)古墳巡りをすることが多い。
そこで、相方が使っていた折りたたみ自転車を貸してもらうことにした。
かなり軽い折りたたみ自転車で、この軽さなら、階段の上り下りも楽だし、車に積むのも難なさそうな自転車である。
ところが、自転車に乗るだなんて、私にとっては何十年かぶりの出来事である。
車の免許を取ってからは、自転車なんか見向きもしない生活をおくっていた。
歩いて行けなさそうな距離なら車でええやん、という堕落ぶり。
相方に自転車の整備をしてもらって、昨日の日曜日、試しに、図書館へ自転車で行ってみた。
距離にして、2キロちょいだったと思う。
家の駐車場から出るひとこぎめが、なんと緊張したことか。
最初、若干ふらつきながらも、これは乗れる!と確信し、十何年も自転車から遠ざかっていた人生を覆すくらい、スムーズに自転車に乗ることができた。
「自転車、すんごい楽しいじゃん!!」
アラフォーにして、古墳巡りに目覚め、ついには自転車にも目覚めるという、人生の趣味?がまた増えたのだった。
前置きがながくなったが、今日月曜日。
図書館の前を「新川」という名前の川が流れている。
前回、八千代市立郷土博物館に行ったとき、企画展で「新川についての歴史」みたいなのが開催されていた(あの見た目が怖い怪物が出たというアレである)
それと、ロードバイクをする人(っていう言い方が正しいのかわからないけど)には、この新川サイクリングロードは有名?らしい。
ということで、私も、ちっこい折りたたみ自転車を家からヒーコラこぎながら、新川サイクリングロードを走ってきたのだった。
ただ走るだけではなく、個人的に、自分なりに、歴史っぽさに触れられたらなあと思いながら、周りをキョロキョロしながらノロノロと自転車を走らせていた。
この新川サイクリングロードを走り続けると、印旛沼まで行けるらしい。
新川はもともと、田んぼの開発のために、印旛沼から用水路としてひいてきた川なのである。
その開発の最中に、印旛沼で例の怖い怪物が出たという伝説があるのである。
さすがに、印旛沼までは行けないので(疲れるし)途中にある「道の駅 やちよ」まで行くことにした。
図書館から道の駅までは、約4キロほど。
自転車なら余裕っしょと思って、暖かい天気にも恵まれて、のんびり自転車をこいでいた。
正式名称は「TRC 八千代中央図書館」。
なかなかきれいな図書館で、中にはカフェもある。
しかし、コロナウイルスの影響で、図書館にいられる時間は2時間。
勉強しているのかしていないのかわからない学生たちは、ほとんど見かけなかった。
椅子も減らされていたしね。
この赤い道が、意外と目にくる。
いい天気で暖かく、自転車をこいでいたら、汗だくにあるほどだった。
左側に見える橋は「ゆらゆら橋」というらしい。
歩行者と自転車は通れるが、自転車は降りて押しながら歩くルールである。
景色がいいなあ~と、同じような写真を撮りまくっていくので、すみません。
しかし見ていると、田舎の風景だなと思わせるところがあるが、それくらい昔と今の風景というか、変わったところがあるのだろうと思いながら走っていた。
ここらへんはまだ図書館の近くである。
ところどころ釣り人がいた。
地元の人か、どこからか来た釣り好きなおじさんか。
新川から見れば、こちら側(走っているところ)は左岸らしい。
ここらへんに古墳があったと思うんだけど、どこらへんだろうと思いながら、走っていた。
新川には、千本桜というのがあって、その桜たちだと思う。
道の駅から印旛沼方面には、確か河津桜がたくさん植えられている。
そろそろ冬かなと思っていたけど、まだまだ秋なんだなと思わせる。
使われているのかどうなのか、素人には判断しかねる水門があった。
向こうにマンションが見えているが、たぶん八千代緑が丘のマンションたちである。
東洋高速線駅前にあるマンションたち。
この田舎の風景と、すぐ見えるマンションたちのギャップがいい。
新川サイクリングロードには、野良猫がたくさんいるようで(まあ、いると思う)私は9匹の野良猫と遭遇できた。
みな体格の良い猫ちゃんたちだったな。
千葉県といえば「梨」である。
今年も、美味しい梨をいただきました。
春ごろになると、白い小さな花をつけるんだろう。
台風の影響だろうか、木々が倒れかかっていた。
新川のサイクリングロードは、ずーっと何事もなく印旛沼まで続いているわけではなく、途中途中、一般道が間に通っている。
信号もなく、横断歩道もないので、道路を横断するときは注意が必要。
意外と交通量があって、渡るタイミングがちょっとなかなかないときがある。
ここらへんで道路を横断したとき、だいたい図書館から2キロほどだったかな。
大きいトイレ(キレイめなトイレ)は、図書館と道の駅のみだったが、このような仮設トイレがちらほらある。
中はキレイなのか、トイレットペーパーがあるのかどうか確認していないので不明です。
いざとなれば、茂みにいけそうだけど(え?)
右岸にもサイクリングロードみたいな道路があるのだけど、舗装されて走りやすいのは左岸である。
右岸の道は、ひび割れた個所が多く、自転車が走るにはちょっと不便だと思う。
ところどころにこのような標識がある。
八千代市立郷土博物館には、八千代市にある団地開発についても展示があった。
まあ・・・私はサラッと見てきただけですが・・・
米本団地が見えてきたら、道の駅 やちよまでもうすぐである。
道の駅に到着。
千本桜についての看板があったので撮ってみた。
とりあえず、右側にある「八千代ふるさとステーション」に行ってみた。
駐輪場に自転車を停めて、せっかく来たんだし、お昼ご飯でも食べて帰ろう~と思って、食堂に行ってみた。
月曜日なのに、けっこう車の数が多かった。
13時頃に道の駅に着いたんだけど、食堂より、野菜の直売所が混んでたかな。
あとは、やはり国道16号、トラックの運転手の人たちがの休憩場所、私のようなサイクリングロードを走っている人の休憩場所、いろいろな人たちがいた。
長くなったので、次回に続く。