千葉県の印旛沼あたりに「体験博物館 千葉県立房総のむら」という、博物館がある。
最初、千葉県にある古墳群を検索していたら、ここに「龍角寺古墳群」というのがあるというをみつけた。
家からそんなに遠くはないし、千葉県民の私としては、とりあえず千葉の古墳から攻めていこうと決めたのも、この古墳を見たときからだった。
体験博物館という名前?がついているので、どういうことが体験できるかというと、パンフレットによれば「ふるさとの技」について体験できるようだ。
例えば、千代紙のろうそく、煎餅焼き、振り子の絵付け他、匠の技を体験できるらしい。
しかし今日は金曜日、平日である。
たぶん、これらの体験がしたいのなら、土曜日または日曜日に博物館に足を運ぶといいのかもしれない。
(コロナウイルスの影響で、中止の体験もあるかもしれないけど)
風土記の丘資料館が休みだとは知らなかったが、私は車をふるさとの技体験エリア近くの駐車場に停めた。
金曜日という平日、しかも寒い1日、そんな人もいないだろうと思って来たが、意外と自分の想像外?くらいに、駐車場に車が停まっていた。
けっこう駐車場の数は多い。
行きたい場所の近くに車が停められるようになっているようだ。
赤い線内は、ふるさとの技体験エリア、青い線内は、歴史と自然を学ぶ風土記の丘エリアとなっている。
私は、大木戸、出入口と書かれたところの駐車場に車を停めた。
房総のむらは、コスプレ歓迎のようだ。
でも、サイトを見てみると、いろいろ注意事項が書いてあるので、もし房総のむらでコスプレ撮影したいと思っている方は、個人的な撮影をご希望の方へ - 体験博物館 千葉県立房総のむらを参照されたし。
私が商家の町並みを見学していたときに、忍者を見かけた。
右側が房総のむらに入館する入り口である。
おとなひとり300円です。
左側を見ると、けっこう車が停まっていて、人もいるなあ~なんて見ていたら、ゲートボールをしている方たちだった。
この看板を見た瞬間、え!?マジか!とひとり声にだしてショックをうけた。
下調べしてこなかった私が悪いのですが・・・
浅間古墳にちょっと期待をよせていた私です。
この商家の町並みを見た瞬間、テンションがあがった!
剣客商売好きな私には、いろいろなシーンが頭の中によみがえってきた。
いつか、剣客商売のロケ地に行ってみたい。
とくに、不二楼のところが好き。
菓子の店とお茶の店。
そば屋は、ちゃんと中でお蕎麦が食べられる。
数人、店内で食事をしていた。
いや~なんとも町並みがよくて、何往復もして、写真を撮っていた。
やかんがあったりして、昭和感が感じられなくもないが(私だけか)
自分の中での設定が、ほら剣客商売な時代だから、やかんはちょっとガッカリポイントだった。
商家の町並みを楽しんだ後、古墳を見に行こうと、風土記の丘資料館のほうへ行くことにした。
閉鎖されていても、どこからか古墳群のほうへ行けるだろうと、淡い期待を持って、寒い中、ひとり歩いて行くのだった。
本当に誰もいなくて、すんごく不安になった。
商家の町並みを見学しているときには、一組くらいは、風土記の丘資料館方面へ歩いて行くひとを見たけど、本当に誰もいなかった。
もしかして、ひとりで登山に行くことができないかもしれない・・・(違う不安)
このような道を歩いていく。
写真じゃわかりずらいかもしれないけど、下っている。
あれ?ちょっとこんもりとした土がある!と思って見に行くと、第一古墳発見(第一村人発見的な)
しかし、私のパンケーキレンズでは、ズームができないので、これが限界の写真。
何号古墳でしょうか・・・
79号墳かな。
本当に古墳があちこちに点在しているんだあ!なんてテンション上がっていたけど、何回も言う通り、人が全くいないので、怖さ倍増して歩いていた。
こんな季節にマムシなんかいないよね、なんて独り言を言いながら歩いていたら・・・
水田前にある案山子がいた。
いま、この写真みても怖い。
こんな道、ひとりで歩いていたな、ホント。
古墳群近くにあるだけに、この水田は弥生時代か?なんてひとりでブツブツ言いながら歩いていた。
結局、風土記の丘資料館へ行く道は、封鎖されていて通ることができなかった。
仕方がないので、商家の町並みまで戻ることにした。
途中、右側に階段があったので、これはもしやショートカット!?なんて思いこんで登っていくと、なんだか野焼きしたような煙たい煙が充満していた。
というか、水田を歩いているときから、野焼きしたような何かが燃える臭いが充満していて、私は内心、このひと気がないこんな場所で、一酸化炭素中毒になってひとり死ぬのか・・・なんて、ホント真面目に一酸化炭素中毒になるのかどうなのか、不安で不安でしかたがなかった。
何かが燃える臭いの原因は、地図上にもある「炭焼き小屋」から出る煙だった。
そこに従業員の人のような人がふたりいて、私がその横を通るのが見えたら、ちょっと不思議そうな、変な目じゃないと思うけど、意外そうな感じに見られたな(笑)
とりあえず、商家の町並みまで戻り、受付のおばさんに古墳について聞いてみた。
風土記の丘資料館近くの古墳を見学したいんですけど、ここの駐車場使えますか?とパンフのマップにある駐車場を示しながら聞いたら、風土記の丘資料館の近くの古墳は、ただ土を盛っただけのものにしか見えないから、こっちの古墳に行きなさいと言われ、101号墳と岩屋古墳へと行くことになった。
風土記の丘資料館が開館したら、また房総のむらを堪能したいと思います。