前日、馬籠宿から妻籠宿まで中山道を歩いてきた。
その次の日、家に帰る前にここまで来ているんだし『奈良井宿』にも行って帰ろうと決めた。
奈良井宿へは、私が泊まったホテルルートイン中津川インターから国道19号をひたすら真っ直ぐ車で走ること70キロくらい。
渋滞もないし、信号も少なめだから、けっこうすぐ着いた。
早めにホテルを出て、奈良井宿に着いたのは10時すぎくらいだったかな。
- 中山道34番目の宿場町『奈良井宿』を歩く
- 奈良井宿を端から端まで歩いてみる
- 鳥居峠方面にある神社『鎮神社(しずめじんじゃ)』
- 資料館『中村邸』
- 小腹がすいたので『五平餅』を食べに『かなめや』へ
- 奈良井宿を堪能したので帰ろうと駐車場へ戻ります
中山道34番目の宿場町『奈良井宿』を歩く
奈良井宿は、京都から34番目、江戸から数えても34番目で、ちょうど真ん中にある宿場町である。
奈良井宿も、端っこから端っこまで歩くと1キロほどあるようで、今も昔もそうだけど大きな宿場町だったようだ。
駐車場は何個か点在していて、私は車を『道の駅 奈良井木曾の大橋』というところに停めた。
道の駅と名がついているけど、ほぼほぼ駐車場のみの道の駅であるから注意。
道の駅 奈良井木曾の大橋から奈良井宿へは、線路の下を通っている地下道を歩く。
地下道をくぐったあと、右の方へ歩いて行くと、おお!奈良井宿の見たことのある景色がひろがっていた。
感動した!!!
自分いま、家でたくさん動画などを観ては予習をしてきた奈良井宿にいまいるんだ!!って、ひとりめっちゃ感動していた。
とりあえず、奈良井宿を端から端まで歩こうと思った。
奈良井宿を端から端まで歩いてみる
若干朝早めなのか、人の数はそんな多くはなかった。
11時近くからかな?
ここは日本の方のほうが多くいたと思う。
来たときは、空がちょっと曇りぎみだったけど、高札所あたりのところまで歩いてきたら、だんだんと晴れてきて、奈良井宿がキレイに映えてきて、さらにテンションあがったな。
高札所の先に神社があった。
観光案内所でいただいた地図を見ると『鎮神社』とあった。
奈良井宿を歩いていると、真っ直ぐな道から脇へとのびる道があり、その先を行くと、お寺が数多くある。
マリア地蔵というお地蔵様がいるようで、見学したかったけど時間の関係上、割愛してしまった。
奈良井宿も、隅々まで見学するとなると、ちょっと時間がかかりそうだけど、私としては時間があれば見学したかったなあ。
次回リベンジかな。
鳥居峠方面にある神社『鎮神社(しずめじんじゃ)』
鎮神社は、奈良井宿に疫病がはやり、それを鎮めるために、千葉県にある香取神宮から経津主神をまねき、祭祀をはじめたとされています、という神社。
>>塩尻市観光ガイドから
ここから見る奈良井宿がとても良かった。
私はしばらくここで、気持ち良い風とともに、景色を眺めていたな。
この山々をみな歩いて江戸に行ったり京都に行っていたりしていたんだなあって、ひとり妄想していた笑
鎮神社に参拝して、歩いてきた奈良井宿を戻っていった。
奈良井宿から薮原宿まで歩いてみたいな。
資料館『中村邸』
奈良井宿を歩くだけじゃなく、資料館なども見学していこうと思った。
鍵の手からちょっと行ったところにある国指定重要文化財『中村邸』がある。
中村邸は、櫛卸問屋として、問屋機能をもちながら製造もおこなうといった製造問屋である。
奈良井宿は、木曾11宿の中で、総家数がもっとも多いにもかかわらず旅籠の数が圧倒的に少なく、旅籠を専業とするのではなく、櫛生産などほかの生業が主であり、大名行列など大通行の際には、臨時的に旅籠として使われていたことがわかっているという。
2階にあがるとさまざまな美しい櫛が展示されている。
人の往来が賑やかだった中山道を想像できます。
小腹がすいたので『五平餅』を食べに『かなめや』へ
お茶でもして帰ろうと思ったので、「かなめや」というお食事処に行った。
お母さんひとりで切り盛りしているのか、ちょっと忙しそうだったな。
五平餅って、炭火かなにかで焼いて食べるものだと思っていたけど、当時はこうやってご飯の上に甘めの味噌をかけて食べていたのかなと想像して食べていた。
一緒にあったおかずとおしんこも、もちろん五平餅もめちゃくちゃ美味しかった。
五平餅とコーヒーあうよ。
奈良井宿を堪能したので帰ろうと駐車場へ戻ります
お昼頃、人が多くなってきた奈良井宿。
私はそろそろ千葉へと帰ろうと思います。
ということで、二泊三日、中山道の旅は終わったのであった。
宿場町、最高です!