ねことメガネとアネモネと

古代史好きアウトドア好きな女が書きたいことを書くブログです

知床五湖ハイキング・ヒグマに出会ったらではなく出会わないためにはが大事

9月24日、北海道に住む友達と一緒に、知床五湖をハイキングしてきた。

 

知床は、みなさま知っている通り、ヒグマの生息地、野生動物たくさん、世界自然遺産に登録された場所で、オホーツク海に突き出した半島が知床である。

羅臼町から斜里町へ行く道路には、知床峠があり、雄大な羅臼岳が見える。

 

そんな知床に、湖が5個あることろがあり、人気の観光スポットになっている。

知床五湖は、いつでも自由に観光できるわけではなく、開放時間が決まっていて、朝8時から16時まで(駐車料金500円)、そして知床五湖、すべてを見学して回るには、立入認定書というものを発行してもらってから、レクチャーを受講し、散策する流れになっている。

ヒグマの活動期になると、ガイドツアー参加、というふうになる。

(地上遊歩道はひとり250円)

詳しくは>>地上遊歩道|知床五湖参照。

高架木道という、高さ4メートルくらいある木道があるのだけど、そこはレクチャーなしで散策できる。

www.goko.go.jp

 

 

地上遊歩道・レクチャーを受講してから行きます

知床五湖すべてを散策するなら、全周3キロ、90分のコースです。

レクチャーでも言われるのだけど、ヒグマに出会ったらではなく、ヒグマに出会わないようにする対策が必要であり、出会わないように対策したんだけど、それでも出会った場合の対処法を教えてくれる。

ヒグマにはこちらの存在を教えるために、手を叩いたり、クマよけの鈴を持ち歩いたり、おしゃべりしたりしながら歩く。

そして、甘いお菓子など、甘い匂いを発するものは持ち込まない、もし持っている場合、密閉の袋に入れて持ち歩くようにと言われ、密封できる袋がもらえる。

キャンプをしているときでも、ゴミや食べ物は、テント内に持ち込まず、車の中に入れて寝るようにと、言われるのと同じである。

知床五湖マップ(知床五湖のサイトからお借りしました)

ちなみに、ヒグマを目撃してしまったら、そこで散策は終了。

来た道を戻り、引き返さなければならない。

まず最初に現れるのは知床五湖の五湖。

知床五湖・五湖

知床五湖・五湖

水面が鏡のようで美しい

遊歩道は、一湖に出るまで、森林の中を歩く。

ちょっと薄暗く、若干のアップダウンもあるけど、スニーカーでもじゅうぶん歩ける(ヒールのある靴やサンダルは厳しいけど)

森林の中だから、地面がぬかるんでいたりするところは、多々ある。

 

知床五湖・四湖

知床五湖・四湖

雲がなければと思う

 

知床五湖・三湖

知床五湖・三湖

三湖はちょっと景色が違うかも

湖の中に島みたいなのがある

 

知床五湖・二湖

知床五湖・二湖

水面がとにかく良い

 

知床五湖・一湖

知床五湖・一湖

一湖に来ると視界がひらける

右側に高架木道が見える

高架木道のほうに歩いていく

 

高架木道から駐車場へ戻る

地上遊歩道から高架木道へ行くところに、おおきな扉が設置してある。

高架木道から地上遊歩道へ行けないように対策してある。

高架木道に行くための扉

高架木道からこの先に行けるのかどうなのか知らないで来る人が多い。

駐車場に車を停めて、そのまま行けてしまうので、知床のルールみたいなのを知らないで来る人が多いようだった。

高架木道から一湖が見える

木道を散策するだけでも雄大な景色を満喫できる

ベンチもあるから休憩もできる

雲がなければ知床連山が見れたかも

 

遠くに海に落ち込んでいる崖が見える

雲が海の水面に写っているように見える

知床はヒグマの生息地。

ヒグマが住んでいるお家に人間がお邪魔することになるので、知床を散策するときは、その気持ちを忘れずに、マナーを守って散策したいですね。

こんな素晴らしい自然を、ずーっと残していきたいと思います。