2023年5月28日から1泊、群馬県みなかみ町にある「奥利根サンバードキャンプガーデン」でソロキャンプをしてきた。
今回、こちらのキャンプ場を選んだ理由は、良いお風呂に入りたい、これである。
良いお風呂といえば、旅館やホテルの大浴場(貸し切りもあるけど、ハードル高い)
テントでまったりするのもいいのだけど、できれば良いお風呂にも入りたい、と思ってしまう。
シャワー室だけしかないキャンプ場もあれば、そもそもシャワー室もなく、近くの日帰り温泉があります、みたいなキャンプ場もある。
お風呂が良いキャンプ場は、何個が行ってみた。
そういうキャンプ場は、ほぼキャンプ場が運営しているお風呂なんだけど、今回、お世話になったキャンプ場は、キャンプ場利用者も、ホテルのお風呂が利用できるという、これは1度行ってみたい!と思って、ちょっと家から遠いキャンプ場だけど、意を決して行ってみた。
しかも、天気は、1日目は晴れだったんだけど、2日目は、夜未明から雨、ガチの雨。
「テントの撤収ひどいことになりそうだな・・・」と、寝る前などに思っていたけど、久しぶりに本当にひどいテント撤収になった。
天気予報を見つつ、キャンセルするかどうか悩んでいたけど、まあどうにかなるっしょという気持ちで、家から車を走らせて、みなかみ町に行った。
奥利根サンバードキャンプガーデンに到着
関越道を走り、水上I.C.でおりて、そこから17キロほど。
山の方へ車を走らせていくと、奥利根サンバード(スキー場とも書いてある)という看板が見えてくる(私は看板が見えているのに、道間違えてひとりUターンしていたけど(笑))
ホテルが運営しているキャンプ場なので、ホテルを真ん中にして、芝生サイト、林間サイト、オートサイトがある。
芝生サイトは、ホテルの目の前にあるスキー場の芝を利用して、テントを張るところで、林間サイトとオートサイトは、ホテルの裏側にある敷地でテントを張るのである。
今回私が利用したサイトは「林間サイト」。
白樺の木々がある、ちょっとした小高い場所で、そのすぐ隣がオートサイトになる。
林間サイトはオートサイトではないので、車を林間サイトの近くにある駐車場において、そこからちょっとした小高い地面を歩いて、テントを張って行く。
林間サイトにある平な場所は、3か所くらいしかないようで、そんなに大きくはないサイトであった。
オートサイトも、平な広い地面のところでテントが張れるのだが、テントとテントが近すぎるようで、プライベート感が欲しい人は、厳しい場所だなと思った。
逆に、芝生サイトは、スキー場のところを開放しているので、かなり広い。
フリーサイトなので、許可されている敷地内だったら、どこでもテント張り放題である。
芝生サイトのほうが、開放感がある感じだなと思った。
林間サイトの紹介、そしてテントを張ります
ホテルの奥には、ペンションなどもあるようで、ひとりぼっち感の恐怖などはなかった。
この日、ホテルには団体客が来ているようで、ワイワイ賑やかだったし、林間サイトはホテルの裏側なので、従業員の方の出入りが多かったり、車もよく通っていたから、恐怖と寂しさはなかった(この日、案の定、私だけしかキャンプをしていなかった)
林間サイトの地面は、土。
ペグも、普通に難なく入れられた。
テントを張り終えたのでブラブラ散歩
テントが張り終えたので、ぶらぶらと散歩をしてこようと思った。
まず、ゴミ捨て場などを確認してこようと思って、ホテルの目の前まで歩いていった。
林間サイトからホテルのフロントまでショートカットできる通路があるので、そこを歩いて行った。
スキーのときに利用するリフトが見える。
私のほかに、ひと家族の方たちが、芝生サイトでキャンプをしていた。
「キャンプ場を利用しているの私ひとりじゃなかった・・・!」という安心感が生まれた。
缶・ビンのとなりに、灰捨て場があった。
最初に書いた通り、ホテルのお風呂が利用できるので、そこらへんも偵察していた。
キャンプ場を利用する人が使えるお風呂は大浴場だけで、ここのホテルには11種類の貸し切り露天風呂があるんだけど、そちらは使えないので注意(ホテル宿泊者のみ)
でも、大浴場だけでも、かなり満足感はあるよ。
コーヒーを淹れてのんびりする
ブラブラ散歩も終えて、自分のテントに戻って、コーヒーを淹れてのんびりしていた。
とにかく風が気持ち良くて、ラジオの相撲を聴きながら、至福の時を過ごしていた。
「や~キャンプ最高~!」と思える時間だったな。
あと、炊事場を確認しておこうと思って、ホテル側に備え付けてある炊事場に行ってみた。
ここの炊事場は、お湯も出るから、かなり良い。
お湯が出るまで、ちょっと時間かかるけど、全くでないよりは、かなりマシである。
洗剤や、洗うスポンジも備え付けられていて、かなりキレイに管理されているから、それも得点が高い。
私が利用している日に、団体客がホテルを利用しているので、16時から17時まで利用不可だった。
ちなみに、大浴場は6時から24時まで利用可能。
ただし、8時から9時半だったと思うけど、清掃が入る。
17時ちょい過ぎになったし、そろそろホテルでは夕食の時間になるだろうと思って、大浴場に行って、ひとっ風呂はいろうと思った。
やっぱり大浴場(風呂)は良い!!!!
シャンプーリンスとボディソープは備え付けてある。
しかも、ホテル独特の、売店で販売している良いシャンプーなどが使えるから、また良い(笑)
天気予報を見ると、19時くらいから雨が降るみたいだったので、テントの前室で夕食を作ることにした。
ちょっと早いけど、夕ご飯を作ります
今回も、キャンプといえば定番、のお肉を焼いた。
クーラーボックスに入れていた保冷剤の近くにお肉を置いておいたせいで、お肉を取り出したとき、カッチカチになっていて、いや~どうしよう、なんて思っていたけど、とりあえず焼いて解凍していくかと、モンベルのフライパンの上に置いて、火をつけた。
しかも、ここで油を持ってきていないことに気がついた。
お肉のほかに、チャーハンも作ろうと思っていたから、油どうしよかな、なんて考えていたけど、そうだ!お肉から出る油でチャーハンを作ろうと閃き、先にお肉を焼くことにした。
そして、お肉を焼き終えたら、卵をといて、チャーハンを作った。
パックご飯でチャーハンを作ったんだけど、なかなかご飯が良い具合いに柔らかくならないので、お水を入れたりして、柔らかくしていたんだけど、お水を入れ過ぎたらしく、ちょっと柔らかめのベチョっとしたチャーハンが出来上がってしまった(笑)
でも、めちゃくちゃ美味しくて、今回のキャンプ飯も大成功だった。
家でiPadにダウンロードしてきた「ブリティッシュ・ベイクオフ」を観つつ、テントの中で夜を楽しんでいました。
キャンプ2日目、雨の朝でスタート
夜中、何時かわからなかったけど、テントに打ち付ける雨の音がしていた。
雨が降ることは天気予報でわかっていたから、いつも持ってきている耳栓が役にたった。
何度も目が覚めていたり、変な夢を見たり(変な夢をみているときは寝ているサイン)していたら、いつの間にか明るくなっていて、スマホのアラームも鳴った。
「めっちゃ雨降ってるやん」とテントの中で思いつつ、ホテルのトイレが使える時間6時になるまで、ボケーっとしていた。
雨は止むことはないけど、天気予報を何回も見て、雨がいちばんマシな時間はどこか?と確認していた。
でも、天気予報もそりゃあ万能じゃないから、天気予報で表示されている雨がマシな時間になっても、特にマシな気もしなかったから、意を決してトイレに行き、いちばん面倒くさいテントを片付けることにした。
と、その前に、コーヒーだけでも飲んでおこうと思って、お湯を沸かした。
チェックアウトは11時だったから、コーヒーを飲む時間も、朝風呂に入る時間もバッチリあった。
ただ、先ほど書いた通り、8時から9時半まではお風呂が使えないため、私はテントを撤収したあと、車の中で動画を観ながら待機していた。
コーヒーを飲んで、テントの中のものを片付けた。
そして、家から持ってきていた市の指定ゴミ袋にテントを適当に入れて、車に詰めた。
なんとかすべてのものを車に積んで、お風呂の時間になったから、ホテルの中へと行ってみたら、なんと10時頃まで工事が入っているという。
ええーー!!聞いてない!!と思っていたけど、フロントの人が、特別に貸し切り露天風呂を利用してくださいとおっしゃってくれたので、おわー!!ラッキー!と思って、フロントの人の指示に従って、貸し切り露天風呂のほうへ歩いていった。
(11種類のお風呂どれがいいですか?って言われて、選びきれず、かなり長い時間悩んでいた私でした、本当にすいません・・・)
1番の露天風呂にした。
いや~マジで朝風呂最高!!
ホテルの方々の対応も、とても親切で、満足のいくキャンプができて楽しかった!
(ソロキャンプ来ているからウロウロしていると、たまに怪しまれて声をかけられるけど)
ホテルのお風呂などが人気なため、なっぷを見ていても、土日は人気らしく「待ち」の表示が目立つ。
本当にね、お風呂って大事。
それがあるだけで、かなり違うキャンプができるから、楽しさ倍増するんだよな。
群馬県みなかみ町、都心からちょおーっと遠いかもしれないけど、おすすめです。