NHKだったと思うけど、先日、埼玉県日高市の特産品「栗」について放送していた。
観ていると、とっても大きな栗の実。
私は、こんな大きな実の栗を食べてみたいな、と思ったのと同時に、縄文時代の栗って、まあこんな大きくなかっただろうなあ、と思った。
北海道の縄文時代遺跡群を巡っていたときに、大船遺跡という遺跡に行った。
管理棟の向こうに見えるのが栗の木で、縄文時代の人たちも、栗の実を食べていたんだと、ガイドのおじさんから話を聞いていた。
いま見ている大きな栗は、長年ひとがいろいろと品種改良をしてきた結果であり(たぶん)縄文時代の人たちは、もしかしたら、高度な品種改良はできなくとも運よく?とか、長年栗の木を育てていった結果、栗の木に進化が現れてくる、みたいな感じだったかもしれない。
日高市のサイトを見ていると、栗の旬って、9月上旬から下旬までと短い。
栗の加工品のほうが、なじみがあるというか、やはり栗って硬い皮をむくのも、けっこう面倒みたいな気もある。
会社の表玄関じゃない、駐輪場などへ行く裏玄関へ行く道みたいなのがある。
そこには、たくさんのどんぐりの木が植えられているのだけど、この時期になると、地面にたくさんどんぐりが落ちている。
私は、朝は表玄関から入るんだけれども、帰りは裏玄関から出てくる。
帰りの裏玄関の道を歩いているとき、たくさんのどんぐりを見ては、縄文時代の人たちは、どんなどんぐりの実を食べていたんだろうと、やはり土器の発明は素晴らしいなあと、どんぐりの実を眺めながら思うのであった。
どんぐりって、ブナ科の果実のことをいうようで、意外と定義?の範囲が広い。
たまに、どんぐりの中に虫がいることがあるので、ちょっと気持ち悪いっていうイメージもなきにしもあらず。