1月18日、上野公園にある東京国立博物館で開催されいてるポンペイ展に行ってきた。
ポンペイとは、イタリアナポリ近くにあった古代都市で、79年のお昼ごろ、ヴェスヴィオ火山の大噴火の火砕流によって、地中に埋められたことで知られる。
ポンペイから発見された多くの出土品が、4月3日まで、上野公園にある東京国立博物館で見ることができる。
古墳巡りに目覚めてから、ポンペイの街並みを1度でいいから見たいと思っていた。
それに、1世紀前後といえば、日本ではまだ縄文時代で(そろそろ弥生時代かな?みたいな感じ)、ポンペイの多くの出土品を見たら、こんな高度な文明が、同時期に起こっていたなんてと思ってしまうほど。
ポンペイの出土品の中で、いちばん有名なものといえば「アレクサンドロス大王のモザイク画」なのでは?と思う。
誰もが歴史の教科書の中で、1度は見たことがある有名なモザイク画。
このモザイク画が、もともとどういうところにあったのか、というのを映像と展示で見ることができる。
モザイク画というからには、家などに飾られていたのか?といえば、そういうものじゃなく、舗床モザイクである。
ポンペイの街で大きな家(複数あるみたいなんだけど)のひとつ『ファウヌスの家』のエクセドラ(談話室)から発見された舗床モザイクである。
345×585という大きなモザイク画が、足元にあるだなんて、なんて贅沢な。
20世紀ごろ、このモザイク画はモルタル層ごと床面から剥がされ、ナポリにある『ナポリ国立考古学博物館』に保管されていたが、劣化が生じてきたため、2021年1月から大規模な調査と修復が始まった。
ナポリ国立考古学博物館で、ふたたび展示される日が来るならば、現地でこの目で、生で見てみたい。
こんなのが足元にあるっていうんだから、驚き。
ちなみに、アレクサンドロス大王のモザイク画は、モザイク画の最高傑作のひとつ。
床には、アレクサンドロス大王のモザイク画がある。
このような感じで、ファウヌスの家の談話室の床に、置かれていたにちがいない。
東京国立博物館でポンペイ展を見るには、トーハクのサイトから、事前予約(時間制)をして、チケットを取るか、私が行った日には、当日券の販売はありましたが、いまは不明です(サイトに何か書いてあるのかも)
彼女とのデート、どうしようかなあ~なんて悩んでいる彼氏、けっこうカップルで、ポンペイ展を見に来ている方が多かったですよ~(*^^*)
ポンペイ展、古代の傑作をずらりと見ることができるので、本当におすすめです。
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