ねことメガネとアネモネと

古代史好きアウトドア好きな女が書きたいことを書くブログです

私が大型家具を持たない理由(引っ越しの経験談から)

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いまの家に引っ越してきて、ちょうど2年が経つ。

私は引っ越しを、人生の中で3回経験した。

3回だなんて少ないと思われる人もいるかもしれないし、3回でも多いと思う人もいるかもしれない。

 

その中で私が思った(学んだと言ってもいいかもしれないけど)ことは、いきなり結論になっちゃうんだけど、大型家具は一生もう持たない!ということ。

むしろ、決めたと言っていいかもしれない。

小さい家具だったらいいのか、という話でもないけど、私はそう決めた。

 

1回経験してみるといいこと・「持たない暮らし」

私は、ミニマリストやシンプリストみたいな人では全くないんだけど、3回引っ越しを経験してきて、やっぱりそう思う。

大型家具っていらないんだな、と。

というか、よく言われているように(この場合は家具だけど)1回でもいいから持たない暮らしをしてみると、意外となくても生活できる、と、悟りみたいなものが、自分の中に生まれてくる。

 

1回目の引っ越しのとき、実家からひとり暮らしをする家に、何を持っていくか考えた。

ひとり暮らしの家なんで、そんなに広くない(広い家に住みたいと思う人は別だが)。

当時は確か6畳くらいの部屋だった気がする。

なので、小学校から使っていた勉強机は捨てた。

漫画などを入れていた本棚も捨てた。

しかし、子供心から思っていた、親に買ってもらった高かったベッド、これはどうしても捨てられない、頭のところに、電気もあって収納もある、ベッドの下に収納もあるし、これは持っていこうと思った。

 

狭いひとり暮らしの部屋に家具を置きまくる

当時の私は、そんなこと思いもしなかったのだが、6畳しかない部屋、こんな大きなベッドを持ち込めば、どうなるかは思いもつかなかった。

当然だけど、こんな大きいベッド、部屋を圧迫するに決まっている。

なおかつ、イケアで、テレビ台みたいなもの(持っているのは小型テレビのくせに、下に収納がついている台)も買った。

あと、小さな食事用のテーブルも買った。

 

ここまでくれば、部屋の状態がなんとなくわかるようなものだけど、当時の私としては、初めてのひとり暮らし、新しい家具に囲まれて生活したい!なんていう、まあ当時としては仕方がないかなと思えるほど、状況が読めない女だった。

 

友達を3人、1回部屋に招待したが、大きなベッドに2人座り、私ともうひとりの友達は床に座る、けど、たいしてゆったりくつろげるスペースなんてないから、ちょっと窮屈、なんていう状況になった。

ベッドがもしなかったら、みなでゆったり座りながら、お茶でもできただろうに、人の家にきて、他人のベッドに座ってお話するって、正直どうなの??と思うが、当時は、自分の部屋に友達が遊びに来てくれた、という、それだけでも嬉しかったが、改めてその状況を見てみると、いまでも覚えているけど、違和感みたいなのはあった。

 

2回目の引っ越し・大きなベッドとテレビ台を処分する

相方と同棲することになり、ひとり暮らしの家から引っ越しをするとき、私は、ベッドとテレビ台を処分することに決めた。

母親には悪いと思いながらも、ベッドを処分。

物を処分するとき(特に思い入れのある物を処分するとき)、やはり自分の心の中にある気持ちが、どうしても邪魔をしてしまうことが多い。

それは、人間として?仕方のないことだと思う。

 

しかし、思い出してほしい。

自分の部屋を見渡しても、床が見える面積が少ない、部屋に友達を招待しても、なんとなく違和感おぼえ、満足におもてなしをすることができない、そんな部屋。

自分の思い描いていた部屋って、こんなんじゃなかったはず、と感じると思う。

私もそう思った。

 

2回目の引っ越しでは、新たな家具は購入しない

相方と同棲する家には、それぞれの部屋が持てる間取りを選んだ。

自分の新たな部屋に置く家具をどうするか考えたが、私は家具というものを新しく買うことはしなかった。

ベッドはやめ、布団を敷いて寝る生活をすることに決めた。

友達はベッド派でよく「布団を毎日、敷いたりたたんだりするのめんどくさくない?」と聞いてきたが、私の中では、部屋を圧迫するベッド、捨てるときにお金も労力もかかるベッド、という悪いイメージしかなかったし、布団のことなんて、慣れればめんどくささもなくなってくる。

むしろ、きちんと生活しているなあ~なんて思えてくるくらい。

 

テレビは共同のものとなるため、それは相方が決めたが(もともとふたりともテレビはほとんど観ない人間)、相方が決めたものは、私が持っていたテレビ台より、数倍良いものに変わった。

結局、自分が処分したテレビ台は、長いこと本を置いていたため、歪んで見た目が悪くなっていた(お金の妥協もよくない)

 

余談だけど、母親も、自分の実家から持ってきた嫁入り道具のめっちゃデカいタンスを処分するときに「私の嫁入り道具のタンスで、おじいちゃんとおばあちゃんからもらったものなんだけど・・・寂しいな」なんて言っていたけど、新しい家に住んだときに「やっぱりあんな大きいタンス処分して正解だったなあ」なんて言っていたほどである。

 

3回目の引っ越しのときも、いろいろ処分したものがあるのだが、それはまた次回に書こうと思います。

 

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