東京都八王子市にある、いちばん有名な山「高尾山」。
その高尾山の中腹に「十一丁目茶屋」というお茶屋さんがある。
高尾山の頂上に行くのもいいけど、たまには、高尾山の茶屋に行って、のんびりするのもいいなあ~と思った。
高尾山へは、新宿から京王線に乗って、終点「高尾山口」まで行き、ケーブルカーに乗るか、リフトに乗るか、一号路、稲荷山コース、六号路などなどを使い歩いて行くか、あと薬王院を通って頂上に行くなど、多彩なコースがある。
私はいつも高尾山に登るときは、稲荷山コースを利用して登っていたんだけど、今年の冬、シモバシラを見に行ったときには、六号路を利用して、高尾山の頂上へと行った。
今回は、ただ茶屋に行って、のんびりと食事をするだけなので、ケーブルカーを使って行こうかと思ったけど、それだとなんだか味気ないというか、もったいない気がして、全く利用しない一号路を使って登ることにした。
この日の服装は、ほぼ普段着だったため(靴も)登山道を歩くのはどうかな~と思って、舗装されている一号路を使うことにした。
一号路は、高尾山の中腹にある「薬王院」というお寺の参道で、一号路を歩いていると、ところどころ天狗のモニュメント?みたいなのがある。
しかも、一号路って、高尾山の頂上を目指す道の中では、けっこうツライ、疲れる道でもあるような気がする。
傾斜もそれなりにあるしね。
でも、地面は舗装されているので、砂利道みたいに足を持っていかれることもないし、石とかゴツゴツしているところを歩いて、足の裏が痛くなることもないし、道幅も広いので、おしゃべりにながら、気軽に登ろうと思っている人にとっては、良い登山道かもしれない。
京王線の高尾山口から歩いて、ケーブルカー乗り場の駅「清滝駅」を前にして、右側を歩いて行くと、大きな看板がある(警告看板みたいなもの)。
そこが一号路である。
リフト乗り場は、この建物のさらに奥、傾斜のある階段を上がって行くと見えてくる。
リフトを利用する人、だいたいみな口をそろえて言うんだけど、リフトに乗っている時間、意外と長い。
最初は、わ~気持ち良い~なんて言っている人が多く見られたけど、まだ?まだ乗ってるの?ってぼやいている人、多く見かけた。
それは置いといて。
一号路は歩きやすく、緑も多くて、新緑の季節には、とても清々しく歩くことができると思う(傾斜はけっこうあるけど)
高尾山といえば、たこ杉が有名だと思うのだけど、けっこう幹が太くて、大きい木が多いのも、高尾山の特徴??って言えるのかな、だと思っている(勝手に)
一号路を歩いて行くと、リフトの終着駅のところに着く。
そこからさらに歩いて行くと、ケーブルカー駅「高尾山駅」が見えてくる。
そこの近くに、十一丁目茶屋がある。
最近、高尾山ってこうなったんだなあ~と思って、ぶらぶら歩いていた。
いつも稲荷山コースなどで歩いている自分として、いろいろ新鮮だった。
では、良い時間になってきたので、十一丁目茶屋でランチを食べようと思った。
テラス席に座って、ご飯を食べたかったんだけど、すでに満席だった。
なので、テラス席に近い、店内の席に座った。
十一丁目茶屋は、席に着いたら、メニューを見て注文し、その場でお金を先に払う、前払い形式である。
とろろ大好き人間として、私はとろろ蕎麦を注文した。
温かいお蕎麦もある。
注文してからすぐに料理がくるので、もしかしたら、蕎麦はすでに茹であがっているかもしれない。
ちょっと柔らかめの蕎麦だった。
このような景色を見ながら、ご飯が食べれる。
山の上にある茶屋をめぐる旅(日帰りだけど)も、けっこう面白そうだな~と思い、ちょっとハマりそうな気がした。