先日、派遣されている会社から、職域のコロナワクチンのお知らせと題して、メールがきた。
東京都に会社がある向けの職域接種だった。
対象者は、社員、派遣社員、委託の人、などなど。
自分の自治体のワクチン接種は、正直あんまり期待できない感じだったので、これはチャンス!と思って、すぐに応募した。
予約枠を見てみると、けっこう枠に空きがあり、どの曜日にしようかな~なんて、選べる余裕さえありそうな、さすが東京都だなと思いながら、次の日が休みの前日、土曜日を選んだ。
コロナワクチンについて、テレビやネットニュースで、いろいろと情報は知っていたけど、いざ自分が打ちに行くとなると、ちょっと・・・じゃないけど、かなり緊張した。
世の中の流れから見れば、ワクチン接種は必須のような雰囲気であり、ワクチン接種拒否は拒否でありだと思うけど、一応、社会で生きている限り、その流れにはのっておかないととも思える。
あと、やはりコロナにかかったとき、重症化は絶対に避けたいところ。
人によって、重症化するしないはあるようだけど(基礎疾患がある人など)基礎疾患がなくとも、何らかの原因によって重症化してしまうケースもあるようだし、とりあえずそれだけは避けたい。
そんなこんなな気持ちで、コロナワクチンを打ってきた。
接種会場は、東京都庁の展望台。
私は、展望台北を選んだ。
南でもよかったんだけど、どっちでもいいやと思って、北を選んだ。
土曜日、仕事を早退して、大江戸線駅「都庁前」で下車。
都庁前に行くのは、スキーしに行くとき以来かな?なんて思いながら、会場の入り口を探した。
北展望台の人は、2階が受付になっていて、最初は入り口外で問診票の記入、係の人によるメールのチェック、あと、これが重要なんだと思うんだけど、本人が接種するワクチンのメーカーの確認、このワクチンのメーカーの確認は、外でも中でも、しつこいくらい聞かれた。
たぶん、本人が接種するメーカーを絶対に間違えないようするためだと思う。
いまのところ、違うメーカーのワクチンを接種することはダメということになっているから、それを防ぐためにだと思われる。
とにかく、今日が何回目の接種なのか、どのメーカーのワクチンを打つのかというのは、かなり多く質問された。
たくさんの人が接種しに来ているせいもあって、待たされる時間が長い。
会場を見たところ、大勢いるなあ~というか、まあ人は多いと思うけど、ええ!と驚くほど人が多いというほどでもなく(枠が決まっているからだと思うけど)、そこそこ人が集まっていた。
あと、ワクチンを接種したあと、会場で15分から30分ほど経過観察をしないといけないので、混む原因は、そのせいもあるかも?と思った。
2階の受付で、本日打つワクチンのメーカーの確認、申し込み内容と本人確認、それが正常に終わると、エレベーターで45階にある展望台へと行く。
エレベーター待ちのときに、なんだかディズニーランドみたいだな、なんて思ったりしながら、乗る順番を待っていた。
(ある意味、ワクチン接種というアトラクション?を体験しにいくわけだが)
45階にあるワクチン接種会場へと到着すると、いよいよ本番である。
そこでまた並ぶわけだけど、並んでいる間、係の人から「水分補給のこと」と「トイレのこと」あと、「経過観察」について説明があった。
ワクチンを打つ前に、水分補給をお願いしますと言われた。
私はたまたまリュックに水があったからよかったものの、持っていない人は、展望台にある自動販売機から飲み物を購入していた。
しかし、土曜日だからか、自動販売機へ飲み物の補充はないようで、ことごとく売り切れの文字が目立っていた。
なのでもし、私と同じように都庁で接種を希望する人は、飲み物を持っていくことをお勧めします。
(飲み物を飲む理由は、長時間並んでいるからか、多くの人がいるから熱中症対策なのか、ワクチン接種をするからか??)
それぞれ個室に入って、医師の方からの口頭の問診、それが終わると、また個室へ移動し、ワクチン接種である。
とにかく、その場その場で、いろいろ質問される回数が多い。
質問が終わると、利き腕じゃないほうの腕を出し、ブスっと注射器を入れられる。
私が担当してくれた人は「アルコール消毒をして、注射しますよ、では、ワン・ツー・スリー(注射器ブスっ)はい、終わりました~」みたいな感じの人だった。
注射自体は一瞬で終わり、注射器の痛みもほぼない。
まあでも、コロナワクチンはこの後が大変なのである。
家に帰る電車の中で、私はこの後どうなるんだろう・・・という不安と、もう打ったからにはなるようになれ!という気持ちで帰路についた。
そして、テレビやニュースで言われていたことが、ジワジワと自分の身体にも起こってくるのである。
とりあえず、いまこのブログを書いているときは、腕の痛みと、ちょっとした頭痛がするくらいで済んでいるかな?というところである。
(頭痛がしてきたときに、バファリンを飲みました)