崖に引っ付いたお寺が見たいと思って調べていたら、千葉県にもそういうお寺があるということを知り、家から車を走らせて行ってみた。
千葉県館山市にあるお寺『船形山 大福寺 崖観音』。
崖のところに、浮彫りにした十一面観世音菩薩さまがいらっしゃるお寺。
大福寺のとなりには、船形諏訪神社があります。
千葉県館山市にあるお寺『船形山 大福寺 崖観音』
館山道『富浦I.C.』から車で5分くらい?、富浦I.C.からとみうらマート方面へと車を走らせ、多々良の交差点を左に曲がると、大福寺・崖観音という看板が見えてくる。
駐車場は2か所。
そのうち1か所の駐車場には、無料トイレがある。
人なんてそんないないだろうと思って出かけたけど、私が思っている以上に人がいて驚いた。
大福寺は、観光地化?されているのかしらと思い(ガイドブックに載っているなど)、私は、トイレがある駐車場に運よく車を停めることができた。
駐車場に着いた時間は、11時半ごろ。
すぐ満車になってしまう駐車場だけど、回転率が高めなのか、満車になっても待っていれば、だいたい車を停められるみたいだから、空きを待つ車も多かったな。
私自身、お寺や神社に行くのは好きなほうで、相方は主に神社だけど、ふらっと旅行に出かけては、神社巡りしていたりして御朱印をいただいたりしている。
運よく駐車場に車を停めて、お寺のほうを見たら、それだけで感動した笑。
すごい!!崖にお堂?が引っ付いているじゃないか!
この光景が見たかったんです、変な趣味?嗜好?してるかな?笑
そうそう、鳥取県にある投入堂(三徳山三佛寺投入堂)も、機会があればぜひとも行きたい。
ということで、トイレへ行き、いざ!大福寺へと歩いて行った。
見ての通り、崖観音は、それなりに高い位置にあるお堂で、階段を何個か登って行かなければならない。
大福寺のサイトに階段の写真があって、こんな急な階段登るんか!なんて、家でひるんでいたけど、思っていたほど傾斜もなく、ちょうど良い運動になる、みたいなくらいの階段だった。
お墓を左手に坂を登っていくと、本堂がある場所に到着する。
本当は、本堂の目の前にある階段から行くのが、参拝順路としてパンフにも書かれている(右側には大福寺の駐車場も見える)。
本堂の目の前には、館山湾が一望できる。
とっても景色が良くて、風の心配をしていたけど、風もほぼほぼなく、暖かい太陽の光の中、キラキラ輝く館山湾がキレイだった。
崖観音堂の場所に行けば、館山湾のもっと先まで見える。
本堂にお参りをして(もうちょっと小銭を用意してくればよかった)、階段の登り、崖観音堂を目指した。
途中、椿だ思うんだけど、とてもキレイに咲いていた。
お堂の中に入るには、靴を脱いであがらなければならない。
お堂の真ん中には、浮彫りされた『十一面観世音菩薩』さまがいらっしゃる。
十一面観世音菩薩さまのお顔は、摩耗が激しくて表情はよくわからない。
というか、お賽銭を入れる場所から、観音さままで、ちょっと距離があるから、詳しくはっきりとしたお姿を見るのは、ちょっと難しいかもしれないです。
お堂の中はとてもキレイで、お堂から見える景色も素晴らしい。
ベンチもあるから、お堂から見える景色を眺めているのも良い。
お参りをすませて、船形諏訪神社のほうに行ってみようと思います。
船形諏訪神社は、とってもキレイで立派だった。
神社の御朱印もいただけます。
鋸山には何回も行っているせいか、石の切り出し?みたいなのかな?なんて、いろいろと、ひとり想像していた。
本堂に戻り、御朱印をいただいた。
書置きもあるので、御朱印帳を忘れた方でもいただけます。
大福寺の御朱印帳の表紙はもちろん崖観音だった(お値段2000円、ちょっと迷ったなあ~)
崖観音堂と本堂の景色が素晴らしくて、しばらく本堂の前でウロウロ、上を見上げて観音堂を楽しんだ。
滞在時間約30分ほどだったけど、思い立って家を出てきたかいがありました。
自分が住む千葉県、いつでも来れるし、房総あたりは休日混むから、足早に家に帰った。
まだまだ千葉県には良いところがあります。