朝6時50分ごろ布団から出た。
今日は、ウシくんの再診の日。
先週、ウシくんのお尻が酷いことになり、これはヤバい!と病院へ連れて行った。
たぶん、お尻をペロペロする回数が多かったせいだと思うんだけど、しっぽを上にあげて、彼のお尻を見てみたら、グロ注意って言えちゃうほど、酷いありさまだった。
私も、彼のしっぽを上にあげて見たとき、正直、グロくて目をそむけたくなったくらい。
猫の下は、ザラザラしていて、そのザラザラ感が、想像以上にしっかりとしていて固いのである(身体の毛を舐め舐めして、櫛のように整える役割もあるから固い)。
9時20分の予約と思い込んでいたけど、メールを見て再確認したら、9時40分の予約だった。
「ちょっと早起きし過ぎたかな」
なんて思いつつ、家を出る時間になるまで、家事と朝食を済ませていた。
ウシくんは、薬を飲むために、ここ1週間、パウチの柔らかい美味しいご飯を食べていた。
固形のお薬をスプーンで砕き、その中にパウチのエサを入れて(半分くらい)、混ぜ合わせて彼に食べさせていた。
今日病院で体重を測ってもらったら、当たり前だけど、体重が増えていた。
エリザベスカラーをつけているせいで、家であまり動きまわらないウシくん。
美味しいご飯を追加でもらっていたから、そのツケみたいなのが、体重に現れてきてしまった。
お尻が酷いことになっていても、彼の食欲は、微塵も減ることはなかった。
飼い主としては、ちょっと頭の悩みどころである(かたマンマを減らさないといけないかも)
先生にウシくんのお尻を見てもらうと、肛門のとなりに、丸く黒いかたまりみたいなのがついていたことを言われた。
私も、彼のお尻を見ていたとき、この丸いの何なんだろうと思っていたが、先生いわく「かさぶた」のようだった。
先生は、ウシくんのお尻に引っ付いていた毛を、むっさりとむしり取り(ごめんね~と言いながら、むしり取る)
ウシくんは、ニャー!とかギャー!とか言わず、ただじーっとして、小刻みにブルブル震えていた。
「そういうところ、偉い猫だな」
と思いつつ、むしり取られた毛と一緒に、かさぶたも取られてしまったようだ。
肛門のとなりにあるキレイな円は、赤く血がにじんでいた。
かさぶたを取らないと、キレイな皮膚が再生されないんだろうと思いつつ、何も言わず動かずのウシくんを褒めた。
かさぶたを取られた場所に、新たにキレイな皮膚を再生させるため、再び、ウシくんはエリザベスカラー姿になった。
「あと1週間、この姿で生活してください」
猫は、きれい好きで、自分の身体をよくペロペロしているんだけど、それが出来ずに、すでに1週間経ったが、さらに1週間継続になってしまい、彼の精神的な負担というか、苦痛は、きっとはかり知れないもんだろうと思った。
が、毎日2回も、美味しい柔らかマンマが食べれるんだから、プラマイゼロだと思う飼い主だけど、きっと彼にとっては別腹並みに、別の次元の話なんだろうと思う。
意外と慣れるのが早い?ウシくんだったりもする。