4時45分ごろ布団から出た。
部屋の電気をつけたら、なんとなく目の前がチカチカと、明るくなったり暗くなったり、なんか変な感じがする。
自分の目がおかしいのかな、なんて思っていたけど、暗くなったり明るくなったりする間隔というか、チカチカ感が、鈍感な私にも、だんだんはっきりとわかるようになってきた。
「これはもしや・・・電球が切れる前触れ!?」
部屋の電気は、丸い蛍光灯がふたつ。
チカチカしているときは、まだそれなりに明るくて、チカチカがちょっと目障りだなと思える程度だったけど、コーヒー飲んだり、着替えたりしていたら、急に蛍光灯が、いままでの明るさの半分程度になり、え!?切れるのやめて!まだこの時間暗いんだけど!と、まだ蛍光灯よ切れるなよと、蛍光灯を励ました。
仕事の帰りに、蛍光灯買ってこなきゃなーと思って、どの蛍光灯を買ってくればいいのか、リビングから椅子を持ってきて上がり、命消え入りそうな蛍光灯の種類を、スマホの写真におさめた。
こういうとき、背が高くてよかったな、とひとり思っていた。
今日も、ひと駅歩こうと、家を少し早めに出た。
そういえば、今日は皆既月食で、しかも、惑星食で、442年ぶりとな。
いまから442年前って、何時代だったんだか・・・(武士の時代か?)、と思えるくらい、今日はすごい日みたいだ。
会社に着いて、リーダーの社員の人から、先日、新しい人が、会社見学に来たらしい。
しかし、向こうからお断りされてしまい、まだ募集をかけているようだ。
すると、仕事をしていたら、ちょうど隣に、派遣会社の営業の人と会社見学をしに来た人がいて、驚いた。
(お・・・女の人だ)
と、珍しいものを見るような感想だが、いったいどういう人なのか気になる。
いや、まあ、まだわからないよ。
また、お断りされちゃうかもしれないし、正直ね、ここより、いいところあるかもよ。
いまのところ、そんなに仕事が忙しくないから、ベテラン3人で、仕事がまわってるといえばまわっている。
でも、派遣の枠みたいなのはあったほうがいいからと、とりあえず、人を雇うみたいである。
仕事が終わって、電気屋さんへ行く。
家の近くにも電気屋があるけど、いつもの駅のひと駅手前で降りてから、歩いて帰るのがめんどくさい。
なので、会社のとなりにあるショッピングセンターへ行き、荷物になるけど、ふたセットになっている蛍光灯を買った。
「これで、私の部屋も明るくなるぞ~」
さっそく家に着いて、古い蛍光灯を取り、新しいの取り付けた。
そして、スイッチオン!
「おわーーー!!!私の部屋って、こんなに明るい部屋だったのかー!」
と、ものすごい部屋が明るくなって感動。
てか、どんだけ普段、暗い部屋で過ごしていたのか、それに慣れちゃっていたから、蛍光灯2本が、ものすごく明るく見える。
いま、月食の動画を観つつ、日記を書いているけど、この明るさが普段の、いつもの明るさなのだろうけど、なんとなく私には明るすぎて、不快な感じに思ってしまう。
月食も終わって、おおー!月が明るくなってきたー!オレの部屋も明るくなったー!などと言いながら、ひとり部屋でお茶を飲む。
まだまだ相方は、ご機嫌ななめ。
いったい、いつまで続くんだろうな・・・