東京国立近代美術館で開催されていた「民藝100年」という展覧会で、衝撃を受けた(個人的に)うつわがありました。
見た目は、黒と緑に色分けされたデザインのうつわです。
これはすごいデザインのお皿だな・・・しかも、この緑色、すんごく私好みと、そのときは、それで終わりました。
先日、アマゾンでこちらの本を購入して読んでいたとき、私が東京国立近代美術館で衝撃を受けたあの焼き物の写真が載っていました。
その焼き物の名前は「牛ノ戸焼」。
鳥取県で作られている焼き物で、黒と緑、2色の色の釉薬を使ったデザインが特徴です。
これです!と紹介してみたいのですが、私のサーチ能力が悪いのか、オンラインストアのどこで売っているのか不明です。
なので、ぜひとも現地へ飛んで、ひとつでもいいから、牛ノ戸焼を手に入れたいと思っています。
以前、というか何年か前に、友達と益子に行き、陶芸体験をしてきました。
そのとき、マグカップの色をどうしますか?と聞かれ、さまざまな色の釉薬から、私は、牛ノ戸焼の緑色(緑ぽいから緑と言いますが)のような色にしてほしいと注文しました。
いまもそのマグカップは現役で、割れることもなく使っているのですが、私は根からといいますか、この色合いが好きなのです。
それを黒と組み合わせるだなんて、なんとも大胆なというか、こういうのモダンというのでしょうか、東京国立近代美術館で見たときは、衝撃でした。
一度は見てみたい「牛ノ戸焼」。
鳥取県に行くには、どうすればいいのだろうと、移動手段みたいなのを検索してみました。
鳥取に直に行くなら、飛行機がいちばん楽なのでしょうか。
しかし、普段、どこを行くにもLCCを利用している私としては、飛行機で鳥取まで行くには、懐が厳しすぎます。
それなら、深夜バスはどうでしょう。
調べてみると、鳥取駅には行かず、米子駅に行くのが多いように思えます。
とりあえず、米子駅まで行き、そこから電車で鳥取駅まで行く、そんなUターンな行き方しかないなあ~なんて、思いながら、深夜バスを検索していました。
意外と、鳥取県って遠い県なんだな・・・って思わせちゃう(私個人がですが)、いいものあるのになって、なんだか勝手に残念な気持ちになりました(他に方法があるのかしら)
ところで、またまた鳥取について検索していたら、こういう本を見つけました。
ペラペラと中を見ていましたら、牛ノ戸焼の窯元「因州・中井窯」が紹介されていました。
他、鳥取にある窯元が何軒が紹介されています。
しかも、鳥取民藝美術館という場所も紹介されています。
本をペラペラ見ていると、ますます鳥取県に行きたくなってきます。(*^^*)
ちなみに、鳥取県のことばかり書いていますが、山陰旅行と書いてありますから、もちろん島根県の情報も書かれています。